書禅一如
あらゆる自然の生命が伸び立ち人間の世界を美しく包み込んでいる風景。こぼれんばかりの五月のつつじ湖面になだれ込み、カモさんを照らしています。
天をめがけてまっすぐな木々の足元で応援するように歌を歌うシャガの花
お池の鯉よ、なぜ跳ねる。あの青空を泳いでる、大きな鯉になりたいか。大きな鯉は、今日ばかり、明日はおろして、しまわれる。はかない事をのぞむより、跳ねて、あがって、ふりかえれ。おまえの池の水底に、あれはお空のうろこ雲。おまえも雲の上をゆく、空の鯉だよ、知らないか。 『空の鯉』 金子みすず
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